経営者が直面する「働き方改革」と「消費税増税」への対応
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業種
病院・診療所・歯科
- 種別 レポート
労務のマネジメント力と、組織の意識改革
2019年6月21日(金)、福岡、エルガーラホール8F大ホールにて、続・病院トップマネジメントセミナー「働き方改革・消費税増税の今と経営者が考えるべき対策」が開催されました。
第一部では、株式会社日本経営の高園忠助(次長)が登壇。「経営者が考えるべき働き方改革の視点」をテーマに、国際競争力や将来ビジョンなどマクロな視点からアプローチするとともに、「同一労働同一賃金」対策やチームパフォーマンスの最大化など、経営層の認識によって結果が大きく影響されるテーマについて、押さえるべきポイントを解説しました。
第二部では、「経営者が知っておくべき最新のコストカット事情」をテーマに、医療機関におけるコストカットのポイント、コストカットのアプローチとポイント、具体的なアクションプランなどについて、具体的な事例をもとに解説しました。
ご参加の方々からは、
・いくらよい仕組みを整えても、現場リーダーの判断次第でどうにでもなってしまう。適切に運用するためには、「労務のマネジメント力」が要になることが、よく理解できた。
・同一賃金同一労働対策は、他の法人の動きをみてから決めようと思っていたが、今日参加して、なぜ早く取り組む必要があるのか重要性が分かった。
・コスト削減に対する問題意識は、組織内にも以前から出ていたが、個人の問題に留めずに「組織の意識改革として取り組む仕組み」が必要になると思った。
・協力会社さんとの交渉について、具体的な交渉事例が大変に説得力があった。組織にとって貴重なノウハウになる。ぜひ取り組みを検討したい。
など、コメントをいただきました。